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歯科コラム

口内炎は歯医者さんで治せるの?予防や治療について解説!

口内炎ができると、食事の際に食べ物があたって痛みを感じるなど非常に不便です。
早急に直したい場合は、歯医者にて治療してもらうことをおすすめします。

また、口内炎は免疫力の低下やウイルスが原因でできることが多く、放置しておくと発熱する可能性があるなどのリスクもあります。

ここでは口内炎の治療方法や原因、放置するリスクについてご紹介していきます。
早急に口内炎を治す方法をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

1. 口内炎は歯医者で治療してもらえる

口内炎とは口腔内にできる炎症のことで、歯医者で治療してもらえます。
口腔内を清潔にしていれば、1~2週間ほどで自然に治ることが多いですが、口内炎は痛みがありますので歯医者で早めに治療することをおすすめします。

2. 口内炎の治療方法

口内炎の治療には、薬物による治療とレーザーによる治療の2種類があります。
2週間以上たっても治らないときは、他の病気の可能性もあるので検査を行います。

2-1. 薬物治療

軟膏を口内炎のできている場所に塗る治療方法で、口腔内をきれいにしてから患部に塗ります。

2-2. レーザー治療

口内炎ができている場所にレーザーを照射する治療です。
口内炎の大きさや数にもよりますが、1回から数回のレーザー治療で治すことができます。
まったく痛みがないわけではありませんが、即効性がある治療方法です。

3. 口内炎の種類

口内炎には、免疫力が低下しているときにできるものや、ウイルスによってできるものなどがあります。
いくつかの種類があるのでご紹介します。

3-1. アフタ性口内炎

最も多い口内炎で、免疫低下やストレス、栄養不良などが原因です。
丸い形をした白っぽい潰瘍で、痛みが強い場合は唾液を飲み込めないこともあります。

3-2. ウイルス性口内炎

ヘルペスウイルスやコクサッキーウイルスが原因の口内炎で、発熱や痛みを伴うこともあります。

ヘルペスウイルスが原因の場合は口腔内だけではなく、くちびるなど他の部分にも水ぶくれ状のものができます。
発疹や発熱といった症状が出ることもあるほか、他の人にも感染することがあるので医療機関で診てもらうようにしましょう。

3-3. カタル性口内炎

入れ歯やほほの内側を噛んでしまったとき、やけどなどによる外傷が原因とされる口内炎で、口腔内の粘膜が赤く腫れたり、水ぶくれ状にったりすることが特徴です。

カタル性口内炎の場合は、熱い飲み物や食べ物を控えて患部を刺激しないようにし、早めに歯医者で治療してもらいましょう。

3-4. その他の口内炎

食物アレルギーや薬物アレルギーといったアレルギー性口内炎や、喫煙の習慣によって起こるニコチン性口内炎もあります。

4. 口内炎を放置するリスク

口内炎ができてしまうと、口腔内に痛みがあるため食事などで不便を感じます。
放置せずに早めに歯医者で治してもらうとよいでしょう。

放置した場合は以下のリスクがあります。

4-1. 栄養が偏りやすくなる

口内炎のある場所が痛くならないような、噛みやすく飲み込みやすい食べ物を選びがちになります。
そのため、栄養が偏ることがあるので、成長期のお子さんの場合は早めに治療することをおすすめします。

4-2. 顎の発育によくない

噛むという動作をしたときに、口腔内にある食べ物が口内炎に触れて痛いことがあります。
そのため食事のときにあまり噛まないようになりがちなため、お子さんの場合は顎の発育にとってあまりよくありません。

4-3. 発熱することがある

複数の口内炎ができているときや痛みが強いときは発熱する可能性があります。

4-4. 口腔がんの可能性もある

口内炎と口腔がんの初期症状はよく似ているため、放置しておくと口腔がんの発見が遅れてしまうかもしれません。
口内炎は1~2週間ほどで自然に治ることが多いのですが、2週間以上たっても口内炎が治らない場合は歯医者で検査を受けてください。

5. 口内炎の予防方法

口内炎は体の免疫力が低下するとできやすくなるので、予防するには栄養と睡眠をしっかりとることが重要です。

5-1. 栄養バランスのとれた食事

口内炎を予防するには、栄養バランスのとれた食事をすることが大切です。
ビタミン類が不足しないように、野菜やくだもの、うなぎやレバーを食べるとよいでしょう。
うなぎやレバーに含まれるビタミンB2は皮膚や粘膜の保護を促す作用があり、口内炎の予防によいとされています。

5-2. 十分な睡眠時間

口内炎は免疫力が下がるとできやすいため、睡眠不足や疲労をためないようにすることがポイントです。
体を休ませる時間をしっかりと確保することが口内炎の予防につながります。

6. まとめ

口内炎の治療方法にはレーザー治療と薬物治療があり、レーザー治療は短期間で治ることが多い治療方法です。
また、口内炎のなかには発熱をする種類もあるので、早めに歯医者で診てもらうことをおすすめします。

特にお子さんの場合は、放置してしまうと栄養バランスが偏り、顎の発育に影響することもあります。
口腔がんの初期症状と口内炎はよく似ているので、2週間以上たっても口内炎が治らない場合は歯医者で検査を受けましょう。

口内炎でお悩みの方は「四日市くぼた歯科・矯正歯科」まで、ぜひお気軽にご相談ください。

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