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矯正歯科

歯列矯正で、気になる歯並びを改善

歯列矯正で、気になる歯並びを改善

歯並びが乱れていて、気になっていませんか? 歯並びがきれいだと気になりませんが、「出っ歯」や「受け口」だったり、歯がでこぼこに並んでいたり、前歯にすき間があったりすると目立ってしまいます。矯正歯科で歯並びをきれいに整えて並べると、見た目が自然で美しくなるだけでなく、歯の機能回復にもつながります。

「四日市くぼた歯科・矯正歯科」では、医院名にもあるように、矯正歯科治療をご提供します。お気軽にご相談ください。

当院の矯正歯科の特長

当院の矯正歯科の特長

歯並びのお悩みを抱えてご相談にいらっしゃる方のほとんどは、気になる見た目の改善のために来院されます。矯正歯科治療では、歯をきれいに並べ、本来の自然な見た目に整えますが、じつは見た目の改善だけが目的ではありません。歯にはそれぞれ役割があり、歯並びを整えるとその本来の役割を果たせるため、機能回復につながるのです。

当院では、まず患者さまのお悩みやご要望をお伺いします。そして治療に対する不安やご要望もじっくりお聞きし、ご質問にお答えし、ご納得いただける治療のゴールを一緒に設定するのです。治療方法にもさまざまな種類がありますので、丁寧にわかりやすくご説明して、どの方法が患者さまに合うのかを話し合います。矯正歯科治療担当医が責任をもって治療にあたります。お気軽にご相談ください。

予防的矯正歯科

予防的矯正歯科

すべての診療の基本はお口のトラブル予防です。歯はそれぞれ異なる形をしていて、役割があり、全体でバランスをとります。そのため、それぞれが正しい位置にないと、課せられた役割を果たすのが難しくなってしまいます。歯並びを早い段階で整えることは将来的に、お口まわりのトラブルのリスクを減らすことにつながるのです。

歯列矯正の効果1:むし歯や歯周病の予防

むし歯や歯周病の予防

むし歯や歯周病は、お口の中にたまった細菌のかたまりのプラーク(歯垢)や歯石が引き金になります。歯並びが悪いと、お口の自浄作用がはたらきにくくなり、唾液によっても洗い流されない汚れがたまりやすく、ブラッシングの際にも歯ブラシが当たりにくい部分がむし歯や歯周病にかかりやすくなります。歯並びが整えば、汚れがたまりにくくなり、お口のトラブル予防につながります。

歯列矯正の効果2:周囲の歯を守る

歯は全体でバランスをとりますが、歯並びが悪いと、顎を動かすたびに、強く当たる部分ができて、歯が折れたり、ヒビが入ったり、欠けたりしやすくなります。また転倒したときにも衝撃を受けやすく、お口まわりのケガをしやすいのです。ほかにも、歯が正常に生えるスペースが足りないと、横向きのままだったり、埋まったままだったりして、まわりの歯や歯根にダメージを与えてしまうこともあります。

歯列矯正の効果3:歯並びの改善でしっかり食べられる

歯並びを改善するとしっかり食べられる

お口の大切な役割の一つが咀嚼です。親知らずを除いた28本の歯が全体でバランスをとりながら、食べ物を噛み切り、細かく砕き、すりつぶし、飲み込みやすい形にするのです。歯並びが悪いと、うまく食べ物を咀嚼できないので、やわらかい物しか食べられなかったり、胃腸に負担がかかったりと、食事の楽しみが軽減する可能性があります。

歯列矯正の効果4:顎関節症の予防

咀嚼の際には顎は複雑な動きをします。しかし歯並びが悪く、噛み合わせが乱れていると、顎関節に負担がかかり、「顎が痛い」「口が十分に開かない」「顎が鳴る」などの顎関節症の引き金になることがあります。矯正歯科治療で歯並びや噛み合わせを改善すると、顎関節症の改善や予防につながります。

歯列矯正の効果5:身体のバランス改善

身体のバランスを改善する

人間は重たい頭を支えなければなりません。噛み合わせが悪いと、頭をまっすぐ保つために、首が少し傾き、さらには背骨、腰、膝、足首など全身で前後左右に傾いてバランスを整えようとします。そのため姿勢に影響を与えるのです。それぞれの筋肉の緊張も引き起こすので、首こりや肩こり、腰痛なども噛み合わせのバランスが影響していることがあるのです。噛み合わせのバランスが整えば、全身のバランスの改善にもつながります。

歯列矯正の効果6:身体の健康につながる

歯並びがきれいになり噛み合わせが整うと、栄養補給がスムーズになり、全身のバランスも整います。ほかにも、歯並びの乱れにより口がしっかり閉じないと、口呼吸になり、お口の中が乾燥し、さまざまな病気につながります。鼻呼吸の習慣がないと、喉に炎症を起こしやすくなったり、風邪をひきやすくなったり、健康のリスクを負います。

歯列矯正の効果7:発音の改善

発音が改善する

歯並びが悪く、舌が動く空間が狭くなると、クリアな発音が難しくなることがあります。舌や頬などの筋肉の発達が妨げられるので、さらなる歯並びの乱れにつながることもあるのです。矯正歯科治療でお口まわりの筋肉バランスが整うと、発音の改善とともに表情が豊かになることも期待できます。

歯列矯正の効果8:心的なゆとり

歯並びが悪いと、口元が気になりコンプレックスになり、人前で笑うのをためらったり、話せなくなったり、会食ができなくなったりすることさえあります。いつも「恥ずかしい」と感じていると人とのかかわりが苦痛になってしまうかもしれません。矯正歯科治療で歯並びを美しく整えると、口元を気にせず、何でも積極的に活動できるようになります。

歯並びの症状

叢生(乱杭歯・八重歯)

叢生(乱杭歯・八重歯)

歯がでこぼこに生えている状態が叢生(そうせい)です。乱杭歯や八重歯はその一種です。歯が重なっている部分に汚れがたまりやすく、むし歯や歯周病のリスクが高まります。

上顎前突(出っ歯)

上顎前突(出っ歯)

日本人に多い歯並びです。上の顎が大きい場合や上の前歯だけが突出している、下の歯が内側に傾斜している、下の顎が小さいなどさまざまな原因があります。

下顎前突(受け口)

下顎前突(受け口)

歯は本来、上の歯が下の歯よりも外側にあり、少しだけ覆い被さっています。しかし下顎前突は下の歯が外側にある状態です。噛み合わせにも問題が生じやすいので、食事がしづらくなるほか、顎関節症にもかかりやすくなります。

空隙歯列弓(すきっ歯)

空隙歯列弓(すきっ歯)

歯と歯の間に「すき間」がある状態です。前歯の真ん中に「すき間」があるときには正中離開ともいいます。目立つほか、食べ物が挟まりやすく、発音も不明瞭になることがあります。となり同士で歯を支え合えないので、歯へのダメージが大きいのが心配な歯並びです。

過蓋咬合(噛み合わせが深い)

過蓋咬合(噛み合わせが深い)

過蓋(かがい)咬合とは、上の歯が下の歯に深く覆い被さっている状態です。口の中が切れてしまったり、歯が削れてしまったりという問題が起こりやすく、顎関節にも大きな負担がかかるので顎関節症のリスクも高めです。

交叉咬合(中心がずれている)

交叉咬合(中心がずれている)

噛み合わせが左右でよじれていて、顔貌がゆがんで見えることがある歯並びです。歯だけでなく、顎の骨がずれている可能性があります。食べ物を細かく砕きづらいことがあります。

開咬(前歯が閉じない)

開咬(前歯が閉じない)

奥歯が噛み合っていても、前歯が閉じない状態です。食べ物を噛み切るのが難しく、発音が不明瞭になることもあります。

歯列矯正のメリット・デメリット

矯正のメリット 矯正のデメリット(注意点)
  • 噛み合わせのバランスが整う
  • 歯や被せ物の寿命が延びる
  • コンプレックスの解消につながる
  • 姿勢がよくなる
  • 顔の印象がよくなる
  • むし歯や歯周病にかかりにくくなる
  • 健康寿命の延びが期待できる
  • ブラッシングがしやすくなる
  • 胃腸の負担が少なくなる
  • 永久歯を抜かずに矯正できる可能性が高まる(小児矯正の場合)
  • 成長に合わせて整えられる(小児矯正の場合)
  • 矯正期間が短め(小児矯正の場合)
矯正のデメリット(注意点)
  • 矯正開始時には痛みや違和感がある
  • 矯正器具には違和感がある
  • 矯正器具によっては発音しにくくなることがある
  • 矯正器具の見た目が気になることがある
  • 治療には年単位の長い時間がかかる
  • 矯正器具によっては食べにくい物がある
  • 丁寧なブラッシングが必要
  • 矯正治療中は、口腔ケアを怠るとむし歯や歯肉炎になりやすい
  • 口内炎になる場合がある

矯正治療の流れ

STEP
01
カウンセリング

カウンセリング

まず、歯並びや噛み合わせのお悩みやご要望をじっくり伺います。実際に患者さまのお口の中を拝見したうえで、矯正治療についてご説明します。

STEP
02
精密検査

精密検査

診断には精密検査が必要です。お口の中の状態の確認のため、レントゲンや歯科用CTで精密検査を行います。そして検査結果をもとに詳細な治療計画を立てます。

STEP
03
治療計画の説明

治療計画の説明

精密検査の結果をもとに作成した治療計画を患者さまに丁寧にご説明します。費用などもここでご説明します。治療に関するご要望などがありましたら、お気軽にご相談ください。

STEP
04
矯正器具の装着

矯正器具の装着

治療計画にご同意いただけましたら、治療計画にもとづいて、矯正治療前のさまざまな処置を行います。そして患者さまのお口に合わせた矯正器具を製作し、装着します。また、矯正治療中のブラッシングの練習も行います。

STEP
05
矯正治療の開始

矯正治療の開始

矯正器具が問題なく装着できましたら、そこから矯正治療開始です。器具の装着期間はおおよそ2年で、一般的に1ヶ月に1回の診察・調整を行います。

STEP
06
矯正器具の除去

矯正器具の除去

歯並びがきれいに整いましたら矯正器具を外します。この際にレントゲン写真の撮影や歯型の模型などをとるほか、顎関節の検査なども行います。

STEP
07
保定期間

保定期間

矯正後の歯は元に戻ろうとしますので、そのままの位置で固定できるように取り外し可能な保定装置を毎日装着していただきます。その期間は歯を動かした期間と同じくらいと考えてください。